野鳥の写真<撮影と解説(中田亘様)>

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2013-9-11
岬町海岸

アオバト

留鳥または漂鳥(日本国内で移動)だが、初夏から秋にかけて海水を飲みに海岸にそれも写真のような岩場に来ることで有名である。大阪ではこの岬町の海岸だけで確認されている。また体を海水につける行動も行うが何れも理由は良く分かっていない。




2014-11-01
男里川

ミヤコドリ

冬鳥として冬季滞在する地域もあるが、阪南市の男里川では春や秋に旅鳥として飛来する。最近日本では増えているようで、以前より良く見られるようになってきた。




2015-1-5
堺自然ふれあいの森

エナガ

留鳥で山に行けば(鳥取池程度の低山でも)何時でも出会える鳥である。長い尾を入れてスズメと同大なので体はスズメより小さくかわいい小鳥である。漢字で柄長と書く。長い尾をヒシャクの柄に例えたのですね。




2015-11-09
大阪南港野鳥園

ミサゴ

魚を食べる猛禽である。男里川では一日数回飛来しダイビングして魚を捕っている姿が見られる。体に比べ翼を広げると大きく優雅な感じの猛禽である。漢字で一字の鶚、英名はOsprey、話題になった名前です。




2015-11-11
和泉葛城山

オオアカゲラ

留鳥のキツツキで頭頂の赤いのが雄で黒いのが雌である。大阪で見ることが出来るキツツキは本種とアカゲラ、コゲラ、アオゲラの4種である。




2015-12-5
堺自然ふれあいの森

ルリビタキ

大阪では冬鳥で、夏には1500mmくらいの高山で繁殖する。阪南市でも冬季に雑木林や鳥取池のような低山で良く見られる。オオルリやカワセミと並ぶきれいなブルーの小鳥である。




2015-12-13
大泉緑地公園

カワセミ

留鳥でどこの池や川にもいるありふれた、でも中々見ることが出来ない、まして写真の撮りずらい鳥ですが、非常にきれいでこの美しさに魅了されてバードウォッチングや撮影に嵌ってしまったという人が多い鳥です。鳥の写真が趣味の人は当然のように出来るだけ多くの種類の鳥に出会いたいのだが、カワセミは公園などで毎日これだけを撮っている人たちがいるくらいである。




2015-12-13
大泉緑地公園

キクイタダキ

大阪では冬鳥だが飛来するのが多い年と少ない年がある。多い年には阪南市の山の杉林にも飛来することがある。スズメの2/3くらいで日本一小さく、かつ動きが早くじっとしているのを見たことがない。頭頂に黄色い菊をいただいた高貴な鳥である。




2015-12-18
琵琶湖

カンムリカイツブリ

日本で見ることのできるカイツブリ類5種(カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、ミミカイツブリ、アカエリカイツブリ)の中で最も大型のカイツブリである。大阪では冬鳥で、冬季には男里川の沖合で良く見ることが出来る。




2015-12-25
淀川河川敷

コミミズク

冬鳥として水無瀬の淀川河川敷に昨年の冬に12羽飛来したが、今年も7羽飛来している。フクロウの仲間で頭に耳のような飾り羽(羽角という)があるのをミミズク(木菟)と日本では呼称している。この子は小さいので小耳木菟というわけ。カヤネズミが多くいる草原のような環境に飛来するので、残念ながら阪南市には適地が無さそうである。